ミャンマーでは、ふだんは洋服を着ていたが、伝統服のロンジーもけっこう着ていた。

市場の様子。腰巻きスカートがロンジー。男性物はパソー、女性物はタメインと呼ぶ。

ロンジーは腰の余った部分の布を巻いて、落ちないよう着ている。私はそれができず、すぐズリ落ちてしまうので、仕立て屋さんでファスナーやボタン式にしてもらっていた。                        ロンジーは既製品もたくさんあるが、仕立ててもらうのが一番楽しい。              市場で生地を選び、仕立て屋さんでデザインを注文する。刺繍を付けてもらったり、ボタンを選んだり、首元や袖の形も注文できる。仕立て屋さんにはデザイン集の本や雑誌が置いてあり、そこから選んだり、自分で絵を描いてイメージを伝えることも多かった。

プレゼントでもらった生地セット。上下で色を合わせる。

一目ぼれした馬柄の生地。

ロンジーを着ていると、ミャンマーの人たちが褒めてくれる。似合ってるね、きれいだねと言ってくれる。異国情緒ある服を着てウキウキになる上、ウケがいい。洗濯してもすぐに乾く。

良いことづくめのロンジーにも、困る点もあった。                       さて、ここでクエスチョンです。その困ったこととは何でしょうか。                 正解は、伸縮性がない。                                   ロンジーはご飯食べた後だとウエストが苦しく、エインジー(セットの上の服)は肩が凝る。    ロンジーは体の線を美しく見せるものなので、サイズはぴったりに作る。             サイズが合わなくなったらまた仕立て直せばいいのだが、ちょっと面倒。             面倒になるくらい、サイズが変わった。                            ミャンマーにいた7年間で10㎏太った。

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