ミャンマーで初めて暮らした部屋は、ホールタイプという一般的なワンルームだった。            ちなみにこの写真は、急に大家さんが来て、急に部屋に壁を立てていった時のものだ。

仕切りを取り付けられたが、部屋はワンルーム。30㎡はあったと思う。               7階で最上階、エレベーターはない。

部屋を借りてからまず用意したのがシートだ。床はむき出しのコンクリートででこぼこしている。                            床のシート屋さんにはファンシーな柄から様々あったが、無難にフローリング柄にした。薄目で見ればそこそこフローリングに見える。ただのシートなので歩くとコンクリのでこぼこや小石が足裏に痛いのだが、床をどうこうするより足の裏の方が先に強くなったから、痛みも最初だけだ。        周りを変えようとするんじゃなく、自分を変える、というやつだ。たぶん。

部屋の窓から見た景色。                                   眺めが美しいかは別として、開放感があって好きだった。                    写真、真ん中より少し上の三角屋根は僧院だ。ミャンマーでは満月の行事がたくさんあり、深夜までマイクの大音量読経が行われた。

部屋には台所のシンク、トイレ、水浴び場が付いていた。                      台所、ガス台や電気コンロというものは付いてない。カセットコンロか電気の調理器具を別で買う。    トイレは和式。流すときは桶に水をためて手動で流す。数々のトイレを利用したが、詰まりやすいから洋式よりこの和式タイプが一番問題を起こさなかった。不便と見えて実は理にかなっていた。      水浴び場は、シャワールームと言いたいところだが、シャワーはない。大きなたらいに水を溜めて、小さな桶で体にかけて洗った。

洗濯機は買わなかったから、手洗いしていた。                         手洗い自体はそんなに苦ではないのだが、脱水が大変だった。手で絞ったところでたかが知れており、干していると下が水でびちょびちょになる。雨季にはまるで乾かず、常に生乾き臭かった。     ただ、家に洗濯機があるミャンマーの家庭は多くはないから、みんなで生乾き臭ければそれが普通になる。 ミャンマーに俳句文化があったら雨季を表す季語になったかもしれない。 

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