ミャンマーは東南アジアの1国で、暑い。 季節は3つあり、10月〜2月が乾季、3月〜5月が暑季、6月〜9月が雨季、だいたいの時期はこんなだ。雨季を除き、だいたい暑い。
ミャンマー1年目、ヤンゴン外国語大学に留学で入学したのが12月、乾季だった。 乾季は過ごしやすい、暑いもののカラッとしていて、夜には涼しく感じることもある。
日、一日とヤンゴンで暮らしていく中、私はある重大なことを忘れていたことに気が付いた。
暑さに弱いんだった。
片頭痛持ちで、毎日暑さで頭が割れそうだ。 ミャンマーに来て3か月目には、持ってきた痛み止めがなくなった。 暑季前からこれでは、暑季本番は一体どうなってしまうのか。恐怖である。 ヤンゴン在住の日本人の友人に聞いてみたところ、こう返ってきた。
「家を出た瞬間、あ、ごめんなさいと思う」
よくわからないが、いざ暑季本番を迎えたところ、よくわかった。 連日気温は40℃を超え、体感温度はもっと高い。 40℃を超えた外気は、息を吸うと暑い空気が肺に入り、体内が熱くてくらくらする。
「家を出て息を吸った瞬間、あ、こんな時間に外に出ようとした自分が間違いでしたごめんなさい」
友人の言葉を補うとこういうことになる。
ミャンマーの人たちはどうしているかというと、日中は昼寝している人が多い。 その分夜が長く、22時くらいでも子供たちが通りでサッカーをして遊んでいたりした。 学校も4月5月の最も暑い時期はお休みになる。エアコンなんてないから、授業どころではない。
とはいえ生まれ育った環境が最初から暑いミャンマーの人たちは、日本人と比べると暑さに強い。 暑さに逆らっては危険だが、暑さに負けては生きていけない。
朝の市場で赤ちゃんを抱っこしながら野菜を売っているお母さんたちを見て、この人たちは生きているだけで偉いと思った。
その数年後、35℃を超えると体感でわかるという特技を身に付けた。 ミャンマー語同様にこちらも活かす場がない。

暑さを活用し、路上で漬物を発酵させていた。
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